◆「公(おおやけ)」「公共物(コモン)」が縮小した3つの事例

「高島市政 4期16年(2010年~2026年)の振りかえり」

◆「公(おおやけ)」「公共物(コモン)」が縮小した3つの事例

1.職員削減、職員の非正規・低賃金が進展しました。

○人口10万人あたりの市職員の数が、他の政令都市に比べて少ないです(図3)。

○その市職員の非正規化が進んでいますし、低賃金におさえられています。

※「会計年度任用職員」(2020年度に制度がスタート)

2020年度 正規職員8756人、会計年度任用職員3122人(26.3%)

2024年度 正規職員8947人、会計年度任用職員3575人(28.5%)

会計年度任用職員の29.3%が年収300万円未満

2.市所有の公園・公共施設を民間企業に管理・運営する事業が増加しています。

○すべての都市公園(約1700公園)を対象に、Park-PFI事業化が進展しています。

例)清流公園、明治公園、西公園、今泉公園、音羽公園

○市民センター・アミカスなど、公共施設の指定管理制度が進展しています。

(問題点)

※公園内に建物が建つなどして、公園らしさが失われています。

※公共施設の管理運営を市職員が担う能力を失い、形だけ管理しています。

3.市が担うべき職務を町内会に依頼し、住民に負担を担わせています。

○市からの依頼事項(協力要請・情報提供、募集・協議など)

2023年度221件→2024年度237件

○防災・避難問題でも、町内会に依存するものが多いです。

○政令指定都市の中では高い加入率を維持していますが、未加入者も増えています。

町内会加入率 2014年89.1%→2018年85.7%→2022年88.6%

※北九州市の町内会加入率は約6割

(図1)福岡市内に本社がある資本金10億円以上の大企業の内部留保

2010年度と2025年度を対比

九電(福島原発事故の影響で微減)

福銀、西日本シティ銀行、西鉄、九電工の5社分

(図2)一人あたりの市民(国民)所得

2011年度と2022年度を対比  日本全体と福岡市

(図3)20政令指定都市における人口10万人あたりの一般行政職員数

出典「大都市比較統計年表」(2018年)

○2つの政治姿勢
・「とりもどす=本来の地方自治と、公共の力が発揮される福岡市政へ」
・「つくりだす=対話し課題を共有し、ともに考え、実行する福岡市政へ」

○「高島市政 4期16年(2010年~2026年)の振りかえり」
◆「街の景色を変えた」?
◆開発行政中心の「ひずみ」が表面化
◆自治体の主権者は住民である―「成長の果実は住民に」
◆「公(おおやけ)」「公共物(コモン)」が縮小した3つの事例

○9つの政策 「住民とともに“あんしん福岡”へ」
(できるものから順番にやっていきます)
1 「暮らしやすい=大企業中心ではない、地域循環型経済へ」
2 「住みやすい=家賃補助や市営住宅の充実を」
3 「動きやすい=移動に困らない地域の生活交通の充実を」
4 「災害に強い=都市構造を見直しグリーンシティー福岡へ」
5 「子どもが生きやすい=子どもの権利を尊重した社会・教育に」
6 「ジェンダー平等に本気で取り組む」
7 「人権を守る=差別をなくし、多様性を尊重する共生社会をつくる」
8 「平和を守る=「戦争する国づくり」に反対し都市外交を展開しよう」
9 「最後に~自治体のあり方と対話の市政へ」

一つ前のページに戻る